営業時間/10:00~18:00 定休日/
不動産を売却するにあたり基本となる金額が相場です。
その相場というのは、売りに出した時にスムーズに買い手がつく価格のことを言います。
相場価格を算出するにあたっては、近隣で売却された物件の取引事例を参考に、物件の立地や接道・周辺環境、経済状況景気や周辺の物件の需給状況等の要素を加減する事により計算します。
つまり、同じ不動産でも売却する時期によっては、成約する価格は同じ金額にはならないということで、売る人と買う人の事情によっても不動産の価格は変わってきます。勿論、土地や一戸建て、マンションでは査定条件が異なりますが、考え方は基本的には一緒です。
先に記載の通り、不動産の価格は売る人と買う人の事情によっても変わってきますが、国や地方自治体が発表する公的な土地価格
・公示価格
・基準地価(都道府県基準値標準価格)
・路線価(固定資産税・相続税)
も一つの基準となります。
しかし実際には、物件の所在地にもよりますが、土地取引でのあくまでも参考として使用することはありますが、マンションや一戸建ての価格を求めるには公的な土地価格だけでは価格を求めることができません。
ではどうやって物件の価格を求めたら良いのでしょうか?今の時代はインターネットを使いおおよその相場を判断することができます。
不動産価値の査定方法の一つで、対象となる物件を訪問せずに大まかな不動産価値を算出する査定方法のことです。机上査定とも言います。
簡易査定は似物件の過去の売買価格や査定時の市場状況などのデータが用いて物件価格を査定します。短時間で査定額を算出できる点が特徴です。
実際に現地に行って決める実査定と比べると、算出した価格の正確性が低くなることがあります。
実査定とは、簡易査定で使用したデータに加えて、物件の状況も加味して査定額を算出する査定方法です。簡易査定では把握しきれない不動産のプラス要因、マイナス要因が加味されることで正確な査定額を割り出すことができます。
不動産を売り出したいと考えている方や具体的に相談したい方に向いている査定方法です。
査定価格は査定する不動産会社によって金額が異なります。どういうことでしょうか?
査定価格は査定をする不動産会社の担当者の力量に依るところも多く、優秀な担当者かそうでない担当者が同じ物件を査定しても査定金額が変わって来ます。
またその不動産会社が賃貸営業がメインで売買に慣れてない不動産会社だったり、査定物件の所在地域の不動産事情に詳しくなかったり、販売力ない会社だったりすると、査定金額が低くなることも多くあります。
実際に高額な査定をした不動産会社に物件を預けた場合、数ヶ月経ってもなかなか売れないと、担当営業マンから「売れないから値下げしましょう!」と提案され、結局は相場よりも低い価格で売却してしまったという方が多くいらっしゃいます。
このように、高額査定をする業者は、売却の媒介契約を結び、仲介手数料を確実にもらうために相場より高めに査定を出しているので、売主に売却損が出ても御構いなしです。だから、注意が必要なのです。
ではどのような会社に売却を依頼したらいいのでしょうか?